3年~5年コーティング?ホントにそんなのが有ったら本職であるコッチが欲しいわ!!(怒)岐阜のコーティングバカの独り言
2026/03/16
お車のメンテナンス・昔はワックス・現代はコーティング。
メンテナンスとしてのコーティング
昭和の時代~平成初期くらいまででしょうか。ソリッドな塗装が主流の時代はお車の外装のお手入れは、「ワックスがけ」が主流でした。お父さんやお兄さんが、コマメな方だと休日を利用して月一洗車とワックスをしていらっしゃる光景を良く目にしたものです。私自身も月に1・2回なぜか嬉しくて楽しくて良く磨いていたものです。
時代は移り車の塗装もソリッド塗装から表面をクリアコートした多層塗装が主流となり、更に少しずつ進化、幾らか強度を増して現在の塗装に至ってます。
回りくどい事は省略してハッキリ言います。「現在の塗装にカーショップやホームセンターで売られている様なワックスや○○コート剤は殆ど無意味!」反ってそれらを常用していると、ウォータースポットや水分で溶けだしたワックスやコート剤がボディの水捌けが悪い箇所に流れて溜まり、ヨゴレを含み酸化劣化をしながら、こびり付く様になり、劣化が加速します。ガラスにもそれらの溶け伸びた成分がヨゴレと共に付着し中々落とし難い水玉模様を作ります。当然塗装表面でもそれと同じ事が起こっています。
良く「車の美しさ=水弾き」と言う概念が有りますが、それは昭和の時代のワックスメーカーの一般に植え付けた概念に過ぎません。酸化または紫外線劣化の早い成分は、塗装劣化も促進し、現在の塗装には合いません。勿論洗車機のワックスや○○コートも同様です。
一般の方には分かり難い面も有るかとは思いますが、車の塗装は一昔前のものより進化しています。物の道理ですが、「それに見合ったメンテナンス」を選択していかないと、綺麗に保つどころか反って劣化を早める事になりかねません。
中途半端なワックスや○○コート剤購入の出費、労力。一時的な光沢と水ハジキは卒業してみませんか⁉
キレイな塗装を長持ちさせるなら、ワックスや○○コート剤塗布の労力を、可能な限り月一、もしくは二ヶ月に一度「出来るだけ出来るだけ丁寧な水洗い洗車」に注力した方が、結果的に数年後幾らかキズが出来ていても、健全な塗装の状態が保てる事が多いです。
数十年前のコーティング
正直な話、昔は良いコーティング剤が無かった。
某チェーン店の展開と約40年位前のバブル経済の波にも乗って、一般的にも認知度が広まったボディコーティング。キャッチフレーズが『1年間保証』。
実は私自身コーティングに足を踏み入れた切っ掛けが、その当時のチェーン店の岐阜県中央店でした。バブルもあって特に車が良く売れる春や秋、連休前や年末はメッチャ忙しかった思い出が有ります。バブル崩壊後も一般に認知度が上がった事で、施工依頼が一度に大きく下がる事有りませんでした。
今だからお話出来ますが、当時忙しさの余り、実質一台当たりの作業所要時間平均1時間半~2時間半。実際仕事は荒いものでした。(当時作業員は4~6人時々社長が入る)店の方針とは言え、私自身納得出来るものでなく、当時店長としてお店のカギを託されていたので、可能な限りとして寝る時間を削って作業「セッセ」と。実質睡眠時間3・4時間程度。
当時のコーティング剤も正直な所、「一年間保証」と言いながら実質ワックスと変わらない、2・3回の雨で水アカが付き、洗車しても落としきれない程度の実力しか無かったです。
90年代半ば頃から、3年・5年コーティング施工と言うのがアチコチで目立つ様になり、1997年に独立してから、何十品手に入るコーティング剤を片っ端からテストして来ましたが、残念ながら「え?これが3年・5年コーティング??」と言う、これらもまた実質ワックスと何ら変わりない。3年どころか1・2か月と持たない物ばかり・・・。
私としては自身も「車好き」と言う事も有り、また集客のためにいい加減なセールストークもしたく有りませんでしたし、実際に効果有るコーティング剤が必要でしたね。
誰に営業しているのでしょうか?
コーティング剤の売り込み
今でも稀にDM等コーティング剤の宣伝が有ります。勿論、より効果が有る物なら興味がとても有りますので、メールか電話で問い合わせたりします。でも大体決まって「うちは○○コートと言うガラスコーティング剤で3年(または5年)コーティングです!」と言ってきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここで余談では有りますが、この分野で一応長年身を置いて来た者として、余り詳しくは知る事は出来ない一般のお客様に暴露します。
世の中には、ガラスコーティングとかダイヤモンド何とか等々言っていますが、その成分にガラスの材料であるシリコンやケイ素が少量含まれているだけで有り、実質的にガラス状の固形被膜を形成している訳では有りません。殆どの種類、1回の洗車・雨で塗り付けた成分の多くが水分で伸び、流れ落ちます。全くコーティングとは名ばかりな物が未だに多いのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
極一般的なお車のご利用状況下を想定した場合、「現在の車の造りと、それに合わせた現在技術の塗装」と、その「現在技術の塗装に合わせた(メリットは有ってもデメリットが一切生じない)コーティング」、「その塗装をキズ付けたり劣化させるご利用環境状況下」等考慮していくと、3年・5年と言うのは、元々理論的に合わずムリが有ります。
※画像1 当店のワゴンRボンネット。コーティング施工日2023年4月。撮影日2026年4月。約3年後の状態。
程よい撥水が、現在も保っています。
洗車は2・3ヶ月に1度位。他に追加のメンテは何もしていません。その代わり本職なので、洗車は極力丁寧に。
未だに多い〇年コーティング
そろそろソレやめたら?!
自動車用塗料は皆さんご存知の超一流メーカーが、長年の研究と技術で、今日まで進化させてきました。言わば「自動車用外装樹脂製品」に関してのプロ中のプロです。そしてそれを各自動車メーカーが一流の技術で塗装(車種・グレードによっては販売予定価格の設定都合で塗装コストが削られている場合も有り)。
その様な塗装も大衆車であれ、何千万もする超高級車であれ、半年・1年・2年と経てば、個々の保管環境状態、ご利用頻度・お手入れの有り方等で、キズや劣化が生じて当たり前。
お手入れが苦手なオーナー様だと、残念ながら新車半年・コーティング半年でも台無しに出来ます。
その外的要因として、樹脂よりずっと硬い鉱物質・金属質の泥やホコリ、汚染物質。
未だに3年・5年コーティングと言っている業者は、元々無知か客寄せのためのデマカセと言っていい。そんなのが本当に有ったら本職のコッチが欲しいわ(怒)。そんな目先だけの安易な商売やってるから、各カーディーラーがマネして、看板ブランド力のみで、単に洗車して、ワックスの代わりに、実質ワックス効果と変わらん「(あえて)コーティングモドキ」を塗って、蓋を開ければお客様には、割の合わん料金を支払わされている事になるんだわ!!(怒×3)
※補足 中にはちゃんとした磨きの技術も有って真面目なコーティング施工も出来るカーディーラーさんや一般の自動車屋さんも有ります。多分少数ですが。
そろそろコーティング屋として、車の美観維持に関心の有るお客様に対して「本当の仕事、コーティングとしての製品を提供し、アドバイザーとして、お客様に正しくご理解して頂ける様、務めていく事が、本来の正しい業務の有り方なのでは無いかな」と思います。
カーボディコーティングは保護面とメンテナンス面の両面の意義が有り、
ボディコーティングの優れた所は、「塗装」の様な大掛かりな作業は必要なく、「洗車して」、
「磨いてヨゴレや劣化分を落としてツヤ出しして」、
「特殊な樹脂を塗り広げ」、
いつでも「真新しい特殊塗膜面を再形成」出来る所に有り、
「オリジナルな塗装面を外気・雨・砂埃を遮断」保護。
その代わりコーティングによって作られた層は、各お客様の、お車のご利用頻度や洗車等のメンテナンスの有り方によって、消耗度合い(有効期間)は、当然変わります。
だから本来コーティング屋は、収益的には率の良い仕事ではないですが、個々のお客様に合わせた柔軟性の有るプランや対応が不可欠で、それが出来るのは「専門店」の本来の務めである。と思います。
いや~今回も言いたい事言ってしまったね~![]()
ホンネ100%
※画像2 当店のワゴンRルーフ部。ボンネット部と同内容。日中は、ほぼ毎日活動しています。夜はガレージ内。
側面は、いろんな人を乗せたりする事も有りますので、服やカバンが多少触れたりして、薄くキズが幾らかついている程度。ルーフ部は前のオーナーは多分露店駐車だったのでしょう。コーティング施工前すでに、部分的にクリア層が著しく消耗した状態でした。でも、当店がオススメするエシュロンコーティング施工は、正真正銘本物のコーティングなので、洗車を丁寧に行えば、(洗車インターバルは、虫や鳥のフン付着さえ気を付ければ、多少長くても大丈夫!)ご覧の通り、事実長持ちします。

