現場のボヤキ ボディコーティング&磨き ウインドーリペア ルームクリーニング編 岐阜のコーティングバカの独り言
2025/10/14
この仕事は真面目にやるほど「マジ」儲からん!!
初っ端から「ボヤキかよ!!」ってツッコミ来そうですね(笑)。でもマジもうからん。月末計算や米年明けの申告準備の時には「ハ~何やってんだろ自分??」って思う。(汗✖2)
私は車が好きで、何か車に関する手に職をつけたくて、この手のショップに就職、足を踏み入れました。「趣味と実益」と言えば良い様に思う方もいらっしゃるでしょうが、
独立後の私の場やいはね~!ビジネスじゃね~!!もはや趣味ですよ趣味!(自分に怒)完全に趣味と実益悪影響の典型になっとるがな!
磨きやコーティングをとっても洗車から完成まで一つ一つの工程自分で納得出来ないと次の工程に移れない。特に磨きや汚れ落としの工程では、「ここもう少し」「あの部分をもう一度」とやっている内に予定より1~2時間かる~く余分に経過してる。更には拘りのコーティング。良いコーティング剤は一般的簡易的なコーティング剤と違って施工所要時間がかかる!でもそこは譲れない。かと言いてこの辺りの地域では、相場の価格を超えるとお客様が手を付けにくくなってしまいます。
ウインドーリペアもそう!
ウインドーリペアも始めて20年以上が経ちすぐに30年がやってきますが、当然の事ながらヒビの形や大きさは1つ1つ違い、それなりの経験や実績が有っても未だスンナリトと行かない事も多々有ります。小さなヒビでもヒビはいつ伸びるかは誰にも分かりません。ただヒビに負荷がかからない様に機材を慎重に且つソフトにセットし、作業効率よりも「低圧施工」で、ゆっくりとした施工方法を最優先。
ウインドーリペアは基本一発施工。ケースにも因りますが、再施工は大抵の場合出来ません。一見ヒビの隅々までレジン(補修剤)が浸透したように見えても、浸透の具合が甘いとすぐに部分的にヒビがまた現れる事が有ります。私はその様な事になり難い様、更にそこから入念に3・4回エア抜きと圧入を繰り返しています。
ま~た余分に作業効率を悪化させております。(汗)
ルームクリーニングもそう!
も~うルームクリーニングときたら(仕事の)キリが見えない迷宮ソノモノ!
大抵ルームクリーニングはひどく汚れた状態で依頼が入る事が多い。
ルームクリーニングの始末の悪い所は、何年単位で蓄積した様々なヨゴレが繊維間にこびりついている事。また繊維其の物染色状態になっている事も。
車内でもっともヨゴレやすく且つ目立つのが使用頻度が最も高い「運転席」とその周辺。座席は大雑把に生地・皮革ウレタンフォーム・金属フレームと複合した材料で出来ていますので、強い洗剤は使用できません。後々劣化を促進させる可能性が有るから。
表面の生地を通してブ厚いウレタンフォームの奥までヨゴレが浸透すると、モ~ガンバってもガンバっても次から次へとヨゴレが浮き出るは、浮き出るは。(汗)
これが出口の見えない迷宮。
時間がいくら有っても足りましぇ~ん。
今じゃコーティング屋はそこかしこに有りますが、ルームクリーニングをラインナップしている所はそれほど無いのは、これが主な原因かも?
【時は金なり】
この言葉の本来持つ意味に、正確に的を得ているのかどうか分かりませんが、『コーティングとその他のラインナップ』をビジネスとするならば、「ムダ無く」「効率良く」「短時間で仕上げより多くをこなす」が当然で有り正しい。10人中9人のお客様がご満足頂ければビジネス主義として正解です。
しかし数十人に一人の目の肥えたお客様はどうでしょう。やはりレアな車、超高級外車のお客様に多い。また大切に扱ってらっしゃる珍しい旧車のお客様。勿論普通のお車でも大切にされているお客様の中には、いろんなコーティング屋を渡り、結構厳しい目を持ってらっしゃるお客様も。その様なお客様には、通り一遍の作業では、ご納得ご満足は頂けません。技術は勿論の事、何より「丁寧さ」が絶対必須。ろーどすたーでは、私(高倉)のこれまでの経験&主義で目の前のお車一台一台を見極めながら、ビジネス主義に偏る事無く各メニュー施工しております。


